一般歯科(むし歯・歯周病)|もん歯科・こども矯正歯科クリニック|川西市の歯医者・矯正歯科

〒666-0025 兵庫県川西市加茂6丁目1-23
072-767-1030
WEB予約
ヘッダー画像

一般歯科(むし歯・歯周病)

一般歯科(むし歯・歯周病)|もん歯科・こども矯正歯科クリニック|川西市の歯医者・矯正歯科

一般歯科について(むし歯・歯周病)

一般歯科(むし歯・歯周病)

一般歯科は、むし歯や歯周病といった一般的な口内トラブル全般をみる診療科です。口内の治療はもちろん、お口まわりに関する相談や治療後のフォロー、定期的なメンテナンスまでその診療内容は広範にわたります。
当院では、お口の中だけでなく、ライフスタイルやどのような健康を望まれているかをうかがい、一人ひとりの患者様に合わせた診療方針をご提案し、お口の健康と全身の健康をサポートさせていただきます。お口の中に関して不安やお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。

むし歯について

むし歯は、口の中に潜む細菌(ミュータンス菌)が作る酸によって歯を溶かし、脆くなり、最終的に穴が開いてしまう病気のことです。歯周病と同じく重症化するまでに自覚症状が少ないため日常生活の中でご自身では気づきにくいです。しかし、早期発見することが出来れば状態にもよりますが、歯に穴が開きむし歯が出来る前の状態に戻すことが出来ます。

むし歯が起こりやすくなる要因

むし歯は、次のような条件が揃った場合になりやすいと考えられています。

【歯質】 むし歯になりやすい歯質、歯並び、咬み合わせになっている

歯質は一人ひとり異なり、むし歯のなりやすさを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促すフッ化物(フッ素)を利用したり、だ液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。

【糖分】 甘いもの(糖質)を多く摂取する習慣がある

糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、むし歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送るように心がけましょう。

【細菌】 むし歯の原因菌が活発に活動している

キシリトールやフッ化物(フッ素)には、むし歯の原因となる細菌の活動を抑える働きがあります。キシリトール配合ガムを噛む、フッ素入り歯みがき粉を使う、といったことを日常で意識するとともに、歯科での定期的なクリーニングで、歯垢や歯石を除去することが効果的です。

【汚れの付着時間】 歯垢が歯に付着したままになっている時間が長い

口の中で酸が作られるまでには、少し時間がかかります。むし歯予防には、糖分を摂取したら早めにうがいや歯みがきをして、むし歯の原因となる酸を取り除くことが効果的です。

むし歯の進行

初期のむし歯

C1初期のむし歯

歯の表面はエナメル質で覆われており、むし歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質がむし歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。むし歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

歯の内部まで進行したむし歯

C2歯の内部まで進行したむし歯

エナメル質の内側には象牙質がありますが、むし歯が象牙質まで進むとむし歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。

神経まで進行したむし歯

C3神経まで進行したむし歯

象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。むし歯がさらに進行して歯の神経までむし歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、むし歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

歯の根(歯質)が失われた歯

C4歯の根(歯質)が失われた歯

むし歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根までむし歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症し腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。

当院のむし歯治療

正確な検査と治療

従来むし歯の検査では、肉眼での検査とレントゲン検査が行われてきました。
レントゲン検査は目に見えない箇所の診断に有効ですが、3次元的な構造を持つ歯の状態を2次元のフィルム上で判断するため、歯科医師の経験則による診断になり、初期むし歯の発見が遅れてしまう可能性があります。
初期むし歯はしっかり検査を行って適切な予防プログラムで管理を行うことで、削らずに済む場合があります。

無理に削ることなく丁寧に治療いたします

一昔前までのむし歯治療といえば歯を削っていましたが、最近では治療法が改良されて、健康な部分は削らずに残すことができるようになりました。
当院ではなるべく削らずに歯を残す治療を行います。

痛みやストレスに配慮し治療いたします

痛みに対する不安、治療内容に対する不安、歯を削る際の音や環境に対する不安など、様々な不安を持って来院されると思います。
治療に対する不安をなくすために、痛みに配慮した治療を心がけております。

歯周病について

歯周病でよくみられる症状

このようなお悩みや症状はありませんか?

  • 毎日の歯みがきで歯ブラシの先に血がついたり、すすいだ水に血が混じったりすることがある
  • 朝起きたときに口の中がネバネバしている
  • 口臭が長く続き気になる(継続する口臭は要注意です。本人は気づきにくいものなので、周囲のご家族などが知らせてあげましょう)
  • 以前に比べ歯が長くなった気がする
  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯ぐきを押すと血や膿が出る
  • 歯と歯の間に食べ物がつまることが増えた
  • 硬いものを食べると歯が痛む
  • 歯がグラグラしている
  • 歯が浮いているような感じがする
  • 歯並びが変わった気がする

歯周病の原因

歯周病の一番の予防は、細菌のすみかである歯垢(プラーク)をきちんと取り除くことにあります。
ご自宅でのセルフケア(歯磨き・フロス)が大切です。ただし、患者様自身による歯垢(プラーク)のコントロールだけでは口の中の細菌を完全になくすことは難しいため、定期的に歯科医師や歯科衛生士による検診や治療を受け、歯をメンテナンスすることも重要です。

歯周病と全身疾患の関係

歯周病菌は、お口の中にとどまらず、歯肉の血管を通して簡単に血液中に入り込み菌血症を起こします。細菌が出す毒素や炎症物質が全身に回り、各臓器にも様々な悪影響を及ぼし、その発症や進行のリスク因子になることが明らかにされています。
歯垢(プラーク)をしっかり取り除き、お口の中全体を清潔にしておくことは、歯周病の予防のためだけではなく、全身の健康を保つためにも歯科での定期検診でお口のチェックやプロフェッショナルケアを受けて、歯周病の早期発見・治療を心がけましょう。

歯周病の治療

当院では、実際に治療を始める前に歯周ポケット診査、レントゲン撮影、口腔内写真撮影を行います。歯周病の原因・進行具合は人それぞれ異なりますので、患者様お一人おひとりに適した治療を考え、提案します。